「介護マーク」の普及について

●「介護マーク」とは●

 認知症の人などを介護する方が、介護中に公共のトイレを利用する際や買い物などをする際に、周りの人から見ると介護していることが分かりにくいため、誤解や偏見を持たれることがあります。
 そのため、静岡県が「介護マーク」を作成しました。その後、厚生労働省の全国へ呼びかけもあり、現在、全国の自治体で介護マークの普及に向けた取組が進んでいます。

●作成したきっかけ●

 平成21年7月に行った静岡県主催の認知症介護家族者との意見交換会等で、介護家族から「認知症の人の介護は、外見では介護していることが分かりにくいため、誤解や偏見を持たれて困っている。介護中であることを表示するマークを作成してほしい。」という要望が寄せられました。
 こうした要望に応え、静岡県では、介護する方が介護中であることを周囲に理解していただくために、また、在宅介護者を支援する取組として、全国初の介護マークの作成をしました。

●家族の介護でお困りの方に●

(外出先の介護で困っていること)
•サービスエリアや駅などのトイレで、介護者が付き添う際、周囲から冷ややかな目でみられて困る。
•男性介護者が店頭で女性用の下着を購入する際、いつも困っている。
•病院に連れて行った際、2人で診察室に入っていくと、見た目は健康そうなのになぜ2人で診察室に入るのか、呼びとめられる。
•駅で切符を買う時や、スーパーで買った物を袋詰めしている時など、目を離したわずかの間にどこかに行ってしまうことがある。
•車の乗降りを介助する際、パッシングされてしまった。

介護中であることを周囲に理解してもらえれば……
⇒こんな時にぜひ介護マークをご活用ください!

★「介護マーク」は、愛西市役所高齢福祉課等で配布しているほか、愛西市社会福祉協議会八開本所窓口で名札や腕章に入れた状態のものの貸し出しをしています。

「介護マーク」の普及について

PAGE TOP